2005年12月アーカイブ

眼下の敵

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眼下の敵
★★★★☆
第二次世界大戦中、アメリカ軍駆逐艦は
レーダーにドイツ軍の潜水艦らしき反応を
捕らえた。
駆逐艦と潜水艦の戦闘が始まる。

古い映画って僕には合わず面白みが
分からない事が多いのですが、この
映画はなぜか面白かった。

お互い顔が見えず、レーダーの数値や
艦長の経験値、勘に頼ったやりとりは
とても面白く感じた。
直接撃ち合う以外でも、緊迫感が
続いていてだれない。
映像的にも合成が少なく見えたので、
なかなか迫力があり、古さを感じさせ
なかった。
...まあ兵器に詳しい方なら、その装備で
古さを感じてしまうとは思いますが...

最後はやっぱりお互い認めあうみたいな
こんな映画すきなんだよなぁ。
オープニングもエンディングも余計な
ストーリー排除で内容が戦闘のみだった
のが潔くていい。

ニック・オブ・タイム
★★★☆☆3.5
最近妻を亡くし、幼い娘と2人家族と
なった税理士のワトソン。
L.Aの駅に着いた所、男女二人組の
警察に声をかけられた。
しかし、その二人は実は警察ではなく、
娘を人質にワトソンに今から90分以内に
ある女を殺せと命令してきた。

まあ税理士っていう事なんで、仕方
ない所かもしれませんが、最後にもっと
どんでん返しが欲しかったなと。
まあ密かに強いとか、元スパイだとか
そういった設定付くと、なんだか
セーガルっぽくなるので、それはそれで
うまくいかないかもしれませんが...

まあ普通に設定がつっこみどころ満載で、
なんで暗殺に素人を雇うのかとか、
側近までグルなら他の方法あるだろとか、
映画的に考えると殺し屋でも雇えよ!とか、
側近と暗殺との関連を出さない為に
素人、面識無い人間を実行犯にしたんだと
すれば、関係者がその実行犯と一緒に
いる所を見られたらまずいだろとか。

最後ももがいてもがいてハッピーエンド
ってのがやっぱり普通の人間っぽい
演出としてありではあるとは思いますが、
僕的にはもっと爽快感が欲しいなと。

結局最後協力してくれた人間は、
ワトソンの人柄〜とかのワトソン自体の
要因でなく、協力してくれたのは
その人自体がお人好しってなレベルの
話だったのが、あまりうまくないなぁ。
命の危険がある事柄に、それも全くの
他人に協力するのかなぁと。

Mr.インクレディブル
★★★☆☆3.5
Mr.インクレディブルはスーパーヒーロー。
日々人助けや、犯罪に立ち向かっていたが
あるトラブルをきっかけに、ヒーローと
して活動する事を禁止されてしまった。
同じヒーローだった女性と結婚し、子供も
ヒーローパワーを持っているヒーロー一家
だったが、力を使う事を禁止されている
世の中にストレスを抱えていて、うまく
いっている家庭とは言いがたい状態だった。

ちょっと話に聞いていた通り、他のピクサー
作品より引きが弱い感じがしました...
なんでだろうなぁ...
アニメで、リアル系の絵柄ではないのですが、
どこか生々しさを感じて楽しめなかった気が
します。

それと奥さんのゴム人間みたいな能力が
絵的にちょっと気持ち悪い...
なんでしょうねぇ...
物や背景のCGがリアルすぎて、逆に目に
入らず意識に残らなかったなぁ。
多分静止画でみるとキレイだろうなとは
思うのですが...

モンスターインクみたいに設定ががっちり
はまらなかったような...
どこか置いてかれている感が。

ハウス・オブ・ザ・デッド
★☆☆☆☆
同名ゲームの映画化です。
パーティの会場である島に来た
主人公達。
そこには誰もいなくて、無人の会場が。
得体の知れないゾンビ達が襲ってきた。

上のストーリーのやる気無さ具合を
見て分かる通り...つまらん。
何でこれを借りてしまったのかと...

ゲームと同じように中盤ゾンビを銃で
撃ちまくるんですが、まあすぐ弾切れするし、
撃ちまくって最後に「節約しろ!」って...
そんなの最初から節約しろよ!
登場人物、あきらかに怪しい場所でも
気にせずスタスタ歩くし、警戒しないし、
仲間やられても特に何もなしだし、一体
この映画は何なのかと。

ゲームのオープニングで実写だったら、
頑張ってんじゃないの?って感じだけど、
映画にしちゃいかんでしょう。
このレベルは。
怖くないし、一番悪いのは登場人物が
なーんにも考えず動き過ぎな所かな。

それに途中ゲーム画面がフラッシュバックで
入ってくるのがうっとおしいなぁ。
少し古いゲームなので、かくかくポリゴン
ゾンビの画面見せられても...
そしてマトリックスで流行った、360度
アングルの映像を使いまくり。
カッコ悪い。

たそがれ清兵衛

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たそがれ清兵衛
★★★☆☆
下級武士の井口清兵衛は妻を病気で
なくし、幼い娘2人と、痴呆ぎみの
母の為に勤めが終わるたそがれ時には
波の誘いも断り帰宅してしまう事から
たそがれ清兵衛と呼ばれていた。
幼なじみ朋江の危機を救った事から、
剣の達人ということが周りに知られて
しまい、藩命で剣の達人の始末を命令
されてしまう事に。

やっぱり邦画なので、派手さは無く、
清兵衛の優しさや欲の無さ等が、
じんわりじっくりくるような話です。
僕があまりそういうのを求めて映画を
見ていないので、星3つ位で。
じゃあ時代劇系見るなって話ですが...

主人公清兵衛を演じる真田広之の
演技はもちろん良かったのですが、
幼なじみ朋江を演じた宮沢りえの
優しさがにじみ出ているような演技も
良かった。

壬生義士伝

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壬生義士伝
★★★☆☆3.5
東北出身の吉村貫一郎が新撰組に入隊する
事となった。剣の腕は一流だが、何かと
金にこだわる貫一郎に同じく新撰組に所属
する斎藤一は嫌悪感を覚えた。
貫一郎は貧しい家族を養う為に、故郷を
脱藩し仕送りの為に金に執着していたの
だった。

邦画で時代劇みたいなものなので、派手さ
や爽快感等はなく、良い話系の映画です。
面白さとしては星3.5位かなぁと思うので
すが、涙もろい私は最後は貫一郎の真っすぐ
さに、もうぶゎーと涙!
それが家族にも受け継がれていて、いい。
貫一郎と周りの人間達との関係も、暖かく
見守れている感じがいいですね。

あとは、あんまり言う事ないかなぁ...

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語スペシャル・エディション
★★★☆☆
裕福な家庭で幸せな生活を送っていた、
ヴァイオレット、クラウス、サニーの
三姉弟妹。
ある日、いきなり家が火事になり、
両親が死んでしまったと伝えられる。
そこで遠い親戚で役者のオラフ伯爵に
引き取られる事になったが...

まあまあでした。
長女ヴァイオレットは発明の天才
(14才レベルでは)、長男クラウスは
読書家で一度読んだ内容は忘れない、
そしてサニーは強靭なアゴの持ち主で
一度噛んだら離さない、といった
設定が十分に生かされていなかったのが
残念。
もっと面白くなりそうなのに、結局
オラフ伯爵役のジム・キャリーのギャグを
見せられるはめに。

僕、ジム・キャリー合わないんですよねぇ...
この映画の写真とか見て、ジム・キャリー
は特殊メイクでパッと見が変わっていたので
大丈夫かな、設定重視かなと思ったら...
やっぱり動きがジム・キャリーで全く
笑えないツボが合わない。ホントに...

↓ネタバレ注意!

結局遺産目当ての伯爵が、ストーカー
まがいに三姉弟妹を執拗に命を狙ってくる
とかなんとかで、うーん。
自分達の特技をつかって、伯爵と全面対決
していくホームアローンみたいなのかと
思ったら、引き取り手を探して親戚たらい
回しにされるが、その度に全く変装にも
なっていないジム・キャリーが現れ壊して
いくという繰り返し...ツマラン。

ただー!ここ重要!!
エンドクレジットが凝っていて凄い。
影絵風のレトロテイストのイラストが
ちょこちょこ動くんですが、アナログ的な
動きだけでなく、奥行きのあるデジタル的な
動きも表現していて楽しい。
久しぶりにクレジット早送りしないで見た!

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー 初回限定スペシャル・プライス版
★☆☆☆☆
1939年ニューヨークは、謎の巨大ロボット
軍団に襲われていた。
その真実を突き止めようとする新聞記者の
ポリーとスカイキャプテンと呼ばれる
プロペラ機パイロットのジョーのストーリー。

酷い!つまらん!見にくい!センス無い!
ひっさびさに真っ正面から文句を言える
映画ですね。
まあ、悪い噂は聞いていたんですが、ツタヤ
半額で魔が差してレンタル。

もう期待以上の酷さで、頭痛い。
まず、人物以外がCGらしく、解像度の低い
しょぼCGを延々見せられます。
マジでPS2ゲームの方がキレイ。

そして全シーン加工しているので、人物を
背景に馴染ませようとするなんて手間のかかる
事は一切しません!きっぱり!
まるで女優ライトのように人物の顔がライトに
照らされて暗いシーンでもくっきりの美しさを
お楽しみ下さい。(もちろん逆の意味ですよ...)

そしてレトロ空想SFをセンスの無い人間が
CGにしているので、メカ等のセンスが無さすぎて、
このレベルならば、コメディ映画にしか使えません。
(レトロ+なんかセンスの無い味付けしてある)
途中で放棄したっぽく、途中からレトロでも何でも
なくなります。

爆発シーンも思いっきり解像度の低いCGなので、
緊迫感もくそもありません。

そして頑丈すぎるプロペラ機。
岩に衝突しても、翼に被弾しても、墜落しません。

酷い性格(くそ新聞記者)のヒロイン。
秘密にしてくれって言われているそばから、
写真を撮る、見つけた証拠を隠して持っていて、
挙げ句の果てに奪われる。
そして渡そうと思っていたと言い訳する。
カメラの事ばかり気にしているので、うっとおしい。

キャラの性格が最後までふっわふっわで固まらず
結局どんなやつだったかもイマイチ分からない。

酷い映画、これお金払って映画館で見た人はどんな
気持ちだったのだろうか...