2007年9月アーカイブ

死に花

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死に花
★★★☆☆
高級養護ホームで暮らしている
主人公と仲間達。
仲間の1人の他界をきっかけに、
その亡くなった仲間が計画し実行した
「生前から自分の葬儀の演出を練る」
以外に他に何か自分達にまだ
出来る事は無いか、もう一花
咲かす事は出来ないかと考え
始める。
そんな中遺品として残された
「死に花」というノート、
その中には、銀行の地下に穴を掘り
銀行を狙うという金庫泥棒の計画が
書かれてあった。

何がキツいって、ただ老人だって
老いだって怖くないっ!って映画で
終わってない所...
みんなすぐハァハァ息切れするし、
心臓発作の兆候、痴呆の兆候、
そんな影がいつも見え隠れしている。
普通の穴掘り強盗には無い、
健康上の緊張感がいつも付きまとい
どんなコミカルなシーンも私には
楽しめません。

映画内で他界し葬儀をあげた役を
藤岡琢也が演じ、他にも元気で
女好きなじいさん役を青島幸男が
演じているのだが、
実際にも2人は他界されているので、
時間の流れを感じ、それもただ
純粋に映画を楽しめない要因にも
なっているのでは。

老人が頑張る映画として過去観た
「スペースカウボーイ」等と比べると...
向こうは宇宙飛行という昔の夢を
目指し、現役時代を思い出し頑張る
じいさん。に対して、こちらは
全くの他業種が揃い、穴を掘る事
なんてやった事無く機械の使い方も
分からない老人達が、それも犯罪を
達成する為頑張る...
う〜ん、目的も規模も大違いだなぁ。
それが邦画と洋画の規模の差にも
感じて悲しいやら何とやら...

あ今分かった!
どんなに頑張ったとしても、結局
褒められる事ではない犯罪ってのが
自分の中ですっきりしない部分でも
あったのかもしれない。
大げさに言うと、
「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」
の臭いを感じるのも嫌なのかもしれない。

ロック・ユー
★★★★☆
14世紀、貴族だけが参加出来る
馬上槍試合があった。
ある貴族に仕えていたウィリアムは
試合途中の主人の死をきっかけに
賞金目当てに身分を隠し仲間と共に
試合に参加してしまう。
元々引き分けでも勝利となる試合で
あったので、試合未経験のウィリアム
でも勝利を収める事ができ、賞金を
手に入れる事が出来た。
仲間達は得た賞金で故郷に帰ろうと
申し出るが、ウィリアムは自分の
夢を叶えるため、このまま身分を
偽り他の大会にも参加しようと
仲間達の説得にかかる。

中世が舞台ではあるが、BGMに
ロックなどを使い全体的に観やすく
ライトになっているのはいい。
中世なのに重苦しい感じにならない
ってのは中々無いのでは。

戦いも試合形式なので、血生臭い
事は一切無く、現代のスポーツもの
映画の延長上にあるような、
スポーツ&サクセスストーリーって
いうノリが面白く、飽きない。

全体的にサクセスストーリーに
ありがちな、底辺の身分から始まり
→試合に勝ち続け栄光を手にし、
→うまく行くように見えたが、
→身分がバレてしまい...
ってなベタな流れではあるが、
鎧、馬、町並み等の中世の雰囲気、
槍の試合等の珍しさもあり、
見た事あるなぁって印象がないのが
面白い所。

中世が舞台の映画の重苦しさを
排除した映画なので、
スポーツサクセスものストーリーとして
どんな方にもオススメできる映画では。

M:i-3 ミッション:インポッシブル3 スペシャル・コレクターズ・エディション
★★★☆☆
現役から退き、諜報機関の教官とないた
イーサン・ハントだが、敵に捕まった
教え子の救出の為、ミッションに
参加する事となった。
救出は成功したかに見えたが、敵の
策略により死亡させてしまう。
起死回生の為、敵の黒幕を捕まえようと
チームでのミッションを組織に知らせず
単独で進めるイーサン。
黒幕を拘束する事には成功したが、
突然の襲撃に取り逃がしてしまう...

2よりかは全然面白かったが、
スパイらしさ、敵を出し抜く印象が
薄く、うーん残念。
悪くはないんだけど、凄く面白い
っていう事でもなく...

特に中盤にあった作戦は、敵に
人質を取られ時間もなく作戦が
練られなかった設定ではあるが、
それにしても、それにしてもですよ
作戦の練りが足りず、ミッション
インポッシブルらしいチームワークが
感じられない作戦に...

そして!肝心の潜入を丸ごと
端折って、建物の中の攻防は
一切描かず潜入→脱出のみって
のはどうなのかと。

お決まりの自動消滅する指令や
マスクを使っての変装はやっぱり
ミッションインポッシブルらしくて
好きなんですけど、1のような
どんでん返しあるけど、実はそれ
見越してましたー!ってな展開が
良かったんだけどなぁ。

CMでもさんざん流されていた
トム・クルーズがミサイルに
爆撃され横に吹っ飛ばされる
シーンの動きがどこか作られた
感じがしすぎて面白く何度も
見てしまった。
これは、マイナス面だけど...

あと、足早そうだった。

どろろ

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どろろ(通常版)
★★★☆☆
戦乱の世、ある武将が天下統一の
野望を抱き、魔物と契約してまでも
力を欲した。
契約の代償は、生まれてくる子供...
子供の体を48体の魔物に分け与えた。
体の48箇所を奪われて誕生した
子供は親に捨てられたのち、ある
呪医師に拾われ、その技術により
失っている体の部位を与えられ
育てられた。
成長した子供は自分の体を取り戻す
ため魔物退治の旅に出る。

うーん...悪くないんだけど、
なーんか盛り上がり無く...面白くない...
なんでだろ。

もちろん映画内では48体の魔物と
戦うような時間もないので、途中を
端折って端折って戦闘場面のみにして、
それでも半分以下の数しか出ていない
んだけどれも...
それにしても物足りない...
戦闘も単調にならないよう色々
バリエーションを出そうとしては
いるんだけど、いるんだけど...
つまらない、魅力が無い。なんでだ。

・取りあえず、ふわっふわのワイヤー
 アクションは萎えるなぁ。
・(原作読んでません)どろろの
 存在意義が分からない...
・声を取り戻した時、目を取り戻した時
 それまでも声、目が不自由な演技が
 足りないので、取り戻した実感が
 うっすーい!!
 これって致命的では。

CMではミスチルの主題歌がガンガン
かかってたので、どんな使われ方を
するんだろって観始めたが、あの
主題歌が合う映画じゃない気が...
使われ方も本当に最後、スタッフ
スクロール中のみ...それも黒背景
白文字のみの表示、これは酷い。

CG使わないと表現出来ない魔物
相手の戦闘では予算上難しいかも
しれないが、戦闘のみに特化した
爽快感のある映画だったら良かった
のになぁ。
中途半端な人情話を入れられても、
涙もろい私でも全く感動しません
でしたよ。