2007年10月アーカイブ

ゴーストライダーTM デラックス・コレクターズ・エディション エクステンデッド版(2枚組)
★★★☆☆
サーカスのバイクスタントで
親子のスタントマンがいた。
ある時、息子のジョニーは父親が
癌にかかっている事を知る。
その時いきなり訪ねて来た男が
「父親の癌を直してやる」と。
信じてはいなかったジョニーだが、
契約書というものにサインを
してしまう...
次の日、すっかり元気をとり
戻したかのような父親...
だが直後のスタント中に事故死
してしまう。
昨日の男が再び現れ、悪魔だと
名乗り、時が来た時再び現れると
伝え消えた。

もうね、大味。
とてつもなく大味。
ストーリーもアメコミ原作らしく
ちぐはぐで演出が記号的な感じがする...
序盤と終盤で恋人との木のシーンが
あるのだけど、年代が経っている
はずが時間の経過が感じられず、
繋がりも唐突だし、木の周りの花も
鮮やかさや散らばり具合でチープ感が...
あと、結局ゴーストライダーの
能力も説明も曖昧。
悪人のしてきた犯罪をフラッシュバック
させる能力って結局何?
急に鎖使い始めたけど特殊な鎖?
なんで骸骨の姿なの?
こういう所が何かアメコミさを
感じてしまった点。

アクション映画のはずだが、
アクションシーンの数自体が
少なすぎる!
(スーパーマンもそうだったな...
流行なのか?)
主人公ゴーストライダーが
倒した敵もチンピラ10人弱と
ボスの手下3人、ボスのみ。
す、少なっ!!
そして、大きなピンチも無し。

一番の問題であろうミスキャストの
ニコラス・ケイジ...
普段の標準で悲しそうな顔が
キャラと全く合っていない!
もっと悲壮感が漂うような役者なら
もっとカッコ良くなった気が...

あと、また相変わらず?の
悪魔云々設定で説明の足りなさ。
向こうの人はそんなに悪魔やら
天使やらを把握していて名前を
出すだけで周辺状況を理解
できるものなの?
全く説明がなく、さっぱりわからん。

唯一?良かったのは、新旧ゴースト
ライダーの並走シーン。
これは何かしびれた!
まあ、悲しいかなあんま意味ある
シーンでも無いんだけど。
そんな所も形ありき、演出ありきで
ストーリー置き去りでアメコミ感を
感じるんだよなぁ自分は。
偏見でしょうか?

ナイトライダー シーズン3 コンプリートDVD-BOX
★★★★☆
思い出も含め★4。
元々TVドラマなので、ストーリーは
ここには書きません。
2話収録。
・ナイトライダー5:強敵!赤い殺人カー
 ラジオがロボットに変形(笑)の話
・凶悪バイク・ギャング!顔を消した男!!
 宝石強盗が修道院に潜り込んでいる話

やっぱりマイケルのスタイルの良さ、
足の長さがデタラメだ!
キットの吹き替えはやっぱりいいね。
実はシーズン1・2はDVDボックスで
購入済み。全部はまだ鑑賞してません。

ロボットに変形するラジオの、
変形する無意味さ、作りのチープさ、
ロボットの稼働箇所の少なさが
ある意味、見所かもしれない。

博士の愛した数式
★★★☆☆
今度の数学教師はルートというあだ名。
幼少の頃付いた呼び名だと言う。
なぜ「ルート」なのか、授業の前に
幼少の思い出を生徒に語り始める...
数学教師は母子家庭で育ち、母親は
家政婦として様々な家庭に派遣
される会社に所属し働いていた。
ある時、今まで何人もの家政婦が
すぐ辞めてしまうという、ある
問題のある家庭に今回派遣される
事となった。
その問題とは...過去の交通事故の
後遺症で80分しか記憶の持たない
数学博士を担当する家だった。

とてもゆっくり時間が流れている
ような穏やかな映画でした。

博士は会話のきっかけとして
素数、完全数等の数学用語を多用し
それに対して美しい数字、素晴らしい
関係の数字だのを初対面から言うので
記憶障害というより、他の障害が
ある様なそんな描き方のように
見えてしまった。
しかし、それが博士の人柄を
知るにつれとても優しい気持ちに
なれるそんな素晴らしい人物だと
分かり気持ちがいい。

記憶が80分しか持たないという
壁をマイナス面で描く事無く展開
させていくのは凄いかもしれない。
ふんわりさせすぎて、障害の影響が
少し薄れてしまっている感も
ないこともない。

まあ、自分としては同じ記憶が
持たない男を描いた「メメント」の
方が鑑賞者も同じ記憶障害に
かかってしまうようなあの映画の
ピリピリ感が忘れられないので、
向こうの方が好きかも。

学生時代、テストでは一夜漬け勉強方
ばかりだった私は、
数学という物に良い思い出が無い。
それでも、博士の言動を聞いていると
興味が湧いてくるのは凄いことなのでは。

ただ、博士や母親が後にどういった
人生を送り、現在の生死はどうなのか
曖昧なまま終わらせているのが
気になる所ではあるが、それは野暮
なのだろうか。

ただ「素数」とはこういうものと
詰め込んで覚えていた私は、博士の
説明を聞いていて、当時こういう授業が
あったら良かったのになぁと。
数学嫌いの学生は是非是非。
見方が変わるかもしれない。
そんなある意味勉強にも役立ちそうな
そんな映画でした。